競馬番組の中から、各馬の能力に合ったレースを選定するのが調教師の重要な業務です。

競馬番組というカレンダー

競馬ファンの多くはJRAの開催がある土・日曜日を中心に予想を考えます。
ですが、調教師や騎手など、毎日が競馬一色の関係者は地方競馬や海外も含めて、いつ、どの競馬場で、どんなレースがあるのかがわかる競馬番組というカレンダーで動いている。
予想する立場としてもこの競馬番組について、厩舎サイドの思惑を読む上で是非、押さえておきたい知識です。

 

知っておきたい競馬開催に関する知識

競馬場

JRAには10ヶ所の競馬場があります。
そして、関東圏・関西圏の各1場ずつの2場、ときにはローカルを加えた3場で同時に開催されています。
競馬場のコース形態にはそれぞれ特徴があります。
調教師は管理馬がもっとも得意とする
コースやレース条件を考えて出走計画を立てています。

 

競馬番組表

各競馬場の1開催(8日)ごとのレース一覧。
年齢・条件、平場、障害別、競走番号、距離、コース、出走条件、重賞の賞金額などが一目でわかるようになっています。

 

ローテーション

競馬番組の中から、各馬の能力に合ったレースを選定していくことは調教師の重要な業務の1つです。
相手関係も考慮する必要があるし、抽選などで除外になることも想定しなければなりません。
その意味では、出走させたいレースに出走が叶うかどうかも重要です。

 

除外

出走希望馬が多いと、重賞の場合は優先出走順
(トライアルレースによる優先出走権、賞金順など)が設定されているため、狙ったレースに出られないことがある。
平場の場合は抽選で出走馬が決まります。
出走可能頭数を上回る馬が出馬投票(出走するための手続き)することがほとんどなので、除外は珍しいことではありません。

 

除外のリスク

休み明けの場合は除外によって出走が伸び、そのぶん調教ができて、プラスに働くことはあります。
ですが、目標レースに確実に出走できなかったということで仕上げに狂いが生じる可能性もあります。

 

トライアルレース

クラシックをはじめとするG1レースには、優先出走権が与えられるトライアルレースが設定されています。

 

目標レースに確実に出走するにはトライアルレースで所定の条件をクリアすることが手っ取り早いですが、目標は先にあると考えると、100%の仕上げは避けたいところです。
条件クリア=馬券に絡むことにはなりますが、予想をむずかしくする要素の1つです。

 

 

JRAの競馬番組

JRAは春競馬、夏競馬、秋競馬の3シーズンに分けられます。
春と秋はそれぞれG1を頂点とする重賞路線が組まれます。
春と秋の間をつなぐ夏競馬ローカル開催が行われる。
12月後半の競馬は餅つき競馬とも言われています。
多頭数レースが多く除外馬が続出します。
⇒ローカル競馬場開催の狙い方